UNICONホールディングス(407A)IPOの初値結果
UNICONホールディングス(407A)の初値結果です。
初値は公開価格1,060円の約1.3倍となる1,385円となりました。
初値形成時の出来高は81万5,400株です。
(5分足チャート)

公開価格からの上昇率は30.66%、初値売りで32,500円の利益です。
当選者の皆様、おめでとうございます。
公開価格 | 1,060円 |
初値 | 1,385円(09:56) |
(初値騰落率) | +30.66% |
高値 | 1,400円(09:56) |
安値 | 1,175円(15:17) |
終値 | 1,218円(15:30) |
スタンダードかつ建設系、業績は横ばいで割安感もあまり感じられないため初値向きではないと考えていました。
この予想を良い意味で裏切る結果となり、IPOに流れが来ているのかもしれません。
大方の予想を上回る初値をつけたところまでは良かったのですが、初値形成後は1分間も保たず下落に転じ、15分後には初値から13%以上も下げてしまいました。
その後も緩やかに下げ続け、大引けで上にワープして終了となりましたが、VWAPの1,286円を下回っています。やはりこのクロージングオークションはどうしても好きになれませんね。
公開価格での配当利回りは4.25%と魅力的であるため、配当目当てでまだ売却していない方もおられることと思います。6月決算のため、権利確定日は来年6/30となるわけですが、180日後にはロックアップが解除されます。VCによる大量売却の懸念や売却警戒の売りが予想されますので、くれぐれもご注意下さい。
次のIPOに向けて
次は10/3にオーバーラップ HDが上場します。微妙銘柄と見られていますので、こちらが意外高となったことで無難に通過する期待が高まりますが、寄り付き後がこの有様では警戒されて買いが集まりづらくなるかもしれません。
なお、上場2日目のGMOコマースとオリオンビールは揃って大幅安となっています。
オリオンビールもあっさり初値を割っています。

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