トランプ大統領早くも対中関税でTACOか&自民・維新の連立政権誕生?IPOへの影響は?

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10/10にアメリカのトランプ大統領が中国からの輸入品に100%の追加関税をかける方針を表明してからちょうど1週間経過した10/17に、中国への高関税は「持続不可能」との認識を示し、2週間後に習主席との会談と会談する意向を表明したという報道がありました。

また、同じ10/10には公明党が連立離脱を表明し、その後は日本維新の会が連立政権を視野に入れた競技を進めているとの報道があり、明日10/20に正式合意するとみられています。

目次

対中関税で早くもTACOか

10/10にはアメリカのトランプ大統領が中国からの輸入品に100%の追加関税をかける方針を自身のソーシャルメディアで表明していましたが、10/17 20:00過ぎ(日本時間)に早くもTACO(Trump Always Chickens Out(トランプはいつもチキンだ=びびる))の兆候が現れました。

ブルームバーグによれば、アメリカのトランプ大統領は17日、中国との通商交渉に関して楽観的な見方を示すとともに、習近平国家主席との会談は予定通り行われるようだと述べました。

これに先立ち、中国との関税応酬は持続可能ではないとの考えを表明し、習氏とは「とても良い関係だ」とも述べました。

これを受けて、日経平均先物は47,600円ほどから48,000円強まで上昇し、先物のナイトセッションは48,290円で取引を終えています。

自民・維新連立政権が誕生か

10/10には公明党が自民党との連立離脱を表明していましたが、10/15には自民党と日本維新の会が連立政権の樹立に向けた協議を行っているという報道がありました。

明日10/20に党首会談を行い、連立政権の樹立に向けて正式合意する見通しとされています。

IPOへの影響

今週上場した3銘柄にとって試練の相場かと思われましたが、幸いなことに日経平均の値下がり幅は思っていたよりも大きくなく、また、早くも戻してやや拍子抜けでした。

来週は10/23にサイバーソリューションズが、10/24にインフキュリオンが上場します。

10/17に上場したユーソナーは、他社の上場直前の初値予想2,400円強~2,800円に対して、初値は2,350円と安い予想を下回っての初値形成となりました。

しかし、大引けにストップ高となり、初値が予想よりも安くなったこともあってか、セカンダリー勢が手を出しやすく、初値良し、セカンダリー良しと良い流れになりました。

来週は再び日経平均最高値を試すかという展開になるかもしれませんが、そのような時はグロース市場が閑散としてしまう傾向にあります。(10/17の日経平均は前日比 -1.45%、TOPIXの-1.03%に対して、グロース250は-2.91%となっています。)

来週上場する2銘柄はどちらも十分利益が出る初値予想となっていますが、市況が良ければユーソナーと同様の展開になるのではないかと考えています。

ただし、インフキュリオンは価格でのロックアップ解除条件が設けられていますので、セカンダリーはロックアップ解除を警戒して閑散としてしまうかもしれません。

上場まではもう少し日がありますので、IPOにとってより良い風向きとになることを期待したいですね。


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