10/16に上場したテクセンドフォトマスク(429A)ですが、本日1,000株の初値買いで参戦していたセカンダリーをすべて損切り致しました。
また、家族が当選していたIPO当選分の200株も本日売却し微益撤退となりました。
セカンダリーでの損失は約45万円で、1回の取引での損失額では過去最大となりました。
1取引での損失額として自己ワースト記録を大幅に更新しており、不安定な精神状態で執筆しておりますことをご了承ください。冷静になって振り返ると恥ずかしくて消したくなるかもしれません。
当初のスタンス
東証からの上場承認時より、配当金の物足りなさと、今期予想は増収減益ながらも割安な水準と、中期事業目標を評価し、総合的にプラス評価が上回っていると判断し、A(参加可能な全証券会社で申し込み)としておりました。
結果、家族と合わせて400株の当選となりました。
当初の売却戦略
BB参加スタンスの通り、初値が極端に高騰しなければ、初値売りはせずに、値動きを見ながらある程度の期間保有しようと考えていました。
実際の売却結果
初値は公開価格3,000円の約1.2倍となる3,570円となりましたが、初値形成後はズルズルと値を下げ続け、上場初日に公開価格割れ目前の3,015円まで下がってしまいました。
(日足チャート)

上場2日目には初値を奪還し、高値も更新しましたが勢いは続かず、3,720円で跳ね返され続け、数日3,500~3,600円台で推移していました。
しかし、10/27から毎日100円以上値を下げ続け、明日には安値更新、あるいは公開価格割れも視野に入る位置にまで落ちてきてしまいました。
200株当選していた家族ですが、損失になるくらいならと本日の大引け前に3,120円と3,115円で売却しました。
これにより、合わせて23,500円の利益となりましたが、初値売りと比較して90,500円も利益が少なくなってしまいました。
セカンダリーについて
当選株数が満足できる数ではありませんでしたので、上場日朝の気配値ではまだ割高感はないと考え、1,000株の初値買いでセカンダリーに参戦いたしました。
結果はチャートの通りで、拡大していく含み損を眺める日々でした。
下がり始めた10/27からは考えることはこの銘柄ばかりで、主として取り組んでいるスイングトレードに全く身が入らなくなり、ロスカットが何銘柄か出ていましたが、一体何の銘柄でロスカットとなったのか、いくらの損失となったのか、まったく記憶にありません。それほどまでにこの銘柄に執着してしまっていました。
そして本日、家族から売却する旨の連絡と、一度手放してスッキリしてみてはという提案を受け、ようやく客観的になることができました。
ポジションがないフラットな状態だと仮定して日足チャートを眺めてみると、エントリーしたいとはこれっぽっちも思わない状態であることに気が付きました。
これでようやく観念し、家族とほぼ同じタイミングで決済し446,881円の損失となりました。

今後に向けて
私の当選分200株はJX金属の値動きの再現に期待して心中する覚悟です。と言いたいところですが、JX金属と違いこちらの売出元は投資ファンドのインテグラルです。ロックアップ解除後の容赦ない売りを警戒しなければならず、リガクHDコースとなる可能性もあります。
JX金属の経験を活かさなければと言っておきながらこの有様です。まったく学習していません。
家族が今日声をかけてくれなければ、日々の株価の変動に一喜一憂するお祈り状態に突入するところでした。
当銘柄の上場から本日まで、スイングトレードにおいてエントリーに値する銘柄がありましたが、この銘柄に集中しすぎたために余力が不足し、いくつかの銘柄を見送っていました。エントリーした銘柄はロスカットとなり、見送った銘柄に限って上昇する始末で、何のために取引をしているのか分からない状態でした。
同じ過ちを繰り返した最大の原因は、ポジションサイズが大きすぎたことだと考えています。
普段のポジションサイズよりも大きく、含み損益の変動が普段よりも大きくなり、冷静さを失う一因となってしまいました。
これでようやく本来のトレードに戻ることができそうです。
明日以降の値動きは分かりませんが、V字回復していけばこれ以上ない最高のオチになりますね。代わりに私は消えてしまうかもしれません。
今の気持ちとしては、もうこの銘柄は見たくないという気持ちと、損失を取り返してやりたいという気持ちが半々ですが、目を背けてしまうとチャンスを逃すことにもなりかねませんので、失敗を忘れないためにも監視を続けていこうと思います。
再エントリーを検討する際は、普段の自分がポジションがないフラットな状態でエントリーしたいと思うかに注意して臨んでいきたいと思います。
どうか、皆様におかれましては、このような無駄なことで大切な資産を失わないようにご注意ください。
資産防衛の一助になれば幸いです。
▼関連記事はこちら
