仮条件の概要
・仮条件:1,140円~1,180円(想定価格比 -1.72%~+1.72%、中立的)
・上限突破:なし
・親引け:なし
・海外売り:なし
これにより、仮条件上限での上場規模は21.28億円になりました。
想定価格が仮条件の中央値となる中立的な仮条件です。
参加スタンス
新規承認時の記事の通り、順調に業績を伸ばして大幅増収(対前期比+22.1%)・増益(同+56.8%)の予想と仮条件上限での利回り3.65%に相当する43円の配当予想もあり、仮条件でも引き続き割安な水準であることから、評価は変わらずA(参加可能な全証券会社で申し込む)と致します。
BB期間が被っているのはUNICON HD(407A)とオリオンビール(409A)で資金需要も逼迫していませんので、今のところはすべての幹事証券会社から参加する予定です。
大和証券(主幹事) | 参加 |
SMBC日興証券 | 参加 |
野村證券 | 参加 |
みずほ証券 | 参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 参加 |
大和コネクト証券 | 参加 |
三菱UFJeスマート証券 | 参加 |
GMOクリック証券 | 参加 |
GMOグループということで、GMOクリック証券での取り扱いがあります!
過去のGMOグループのIPOでは後述の通り、主幹事に匹敵する配分がありました。
GMOクリック証券はあまり姿を現しませんので、申し込み忘れということのないようにしたいですね。
過去のGMOクリック証券での配分について
過去のGMOグループ2社のIPOでの主幹事とGMOクリック証券での配分数について簡単に紹介させていただきます。
GMOメディア株式会社(6180)IPO(2015年10月)
主幹事(大和証券)の抽選配分数:460単元
GMOクリック証券の抽選配分数:398単元(主幹事の86.5%に相当)


日本証券業協会「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」より(黄色塗りつぶしは筆者編集)
GMOフィナンシャルゲート株式会社(4051)IPO(2020年7月)
主幹事(大和証券)の抽選配分数:466単元
GMOクリック証券の抽選配分数:398単元(主幹事の85.4%に相当)


日本証券業協会「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」より(黄色塗りつぶしは筆者編集)
まとめ
上記の通り、直近2社のGMOグループIPOでは、GMOクリック証券が主幹事の抽選配分数の8割を超える配分となっています。
もちろん、今回のGMOコマースでも同様の配分となるかはまだ分かりませんが、申し込んでも損はありませんので、積極的に当選を狙う場合はGMOクリック証券からの申し込みは必須と言っても過言ではありません。
十分利益が出る案件だと考えていますが、高騰し過ぎずほどほどの初値をつけ、その後順調に株価が上昇していく公募組もセカンダリー組も嬉しい流れとなることを期待しています。
新規承認時の記事はこちら👇
