仮条件の概要
・仮条件:1,060円~1,120円(想定価格比 ±000.00%~+5.66%、やや強気)
・上限突破:無
・親引け:有(上限 141,500株)
・海外売り:有(簡易、株数未定)
・関心の表明:有(5,405,000株)


これにより、仮条件上限での市場からの吸収金額は221.76億円になりました。
仮条件の下限が想定価格(1,060円)となり、上限は+5%超とやや強気の仮条件です。
また、新たに関心の表明がありました。
関心の表明は合わせて5,405,000株となり、公募・売出合計の27.3%に相当します。
ただし、関心の表明に拘束力はなく、継続保有の確約もない点には注意が必要です。
関心の表明は、機関投資家からの旺盛な需要があったものとポジティブに受け止めたいですね。
あとは海外向けの株数ですが、グロース市場としては大きめのサイズになりますので、関心の表明程度の株数は期待したいところです。
なお、10月末時点の市場別サービス業加重PERは以下のようになっています。

当社の今期予想PERは21.05であり、新規承認時の状況から変わらず、プライムのサービス業より低く、スタンダードのサービス業より高い値です。
また、CEO、CHRO、CSO出身のベイカレント(6532 東P)の予想PERは11/5終値で28.75となっています。
参加スタンス
評価は引き続き、B(主幹事+主幹事の委託幹事を優先して申し込み)と致します。
なお、新規承認時の他社の初値予想は1,200円~1,000円台半ばとなっています。
| 証券会社 | 参加/不参加 |
|---|---|
| 大和証券(主幹事) | 参加 |
| 岡三証券 | 参加 |
| 楽天証券 | 不参加 |
| SBI証券 | 参加 |
| マネックス証券 | 参加 |
| 大和コネクト証券(委託幹事) | 参加 |
| 岡三オンライン(委託幹事) | 参加 |
まとめ
事業に真新しさはなく、吸収金額の懸念はありますが、業績の伸びと価格設定、やや強気の仮条件からスタンスは変更しませんでした。
しばらく期間が空きますので、好調な滑り出しに期待したいですね。
新規承認時の記事はこちら👇
