12/17に上場したSBI新生銀行(8303)ですが、12/19に初値買いで参戦していたセカンダリーの半分にあたる1,000株を利益確定し、合計で約22万円の利益となりました。
当初のスタンス
好調な業績や利上げ、割安感から全力参加し、合計で600株の当選となりました。
一部では懸念する声もありましたが、初値は公開価格を9.38%上回る1,586円となり、その後の値動きはこの通りです。
(12/17~12/19 5分足チャート)

セカンダリーに参戦
600株の当選でしたが、1,000株くらいは当たるかと楽観視しており、満足できる株数ではありませんでしたので、2,000株の初値買いでセカンダリーに参戦いたしました。


半分を利益確定
12/19に1,000株を以下の通り利益確定しました。

・1回目:@1,881円(利益:147,197円)
11月末の東証プライム 銀行業加重平均PERは15.60でしたので、これに近い15.50となる1,881円で1/4に当たる500株の売り注文を出しており、12/19 寄り付き後の上昇で利益確定となりました。
・2回目:@1,731円(利益:72,196円)
12/19の朝に1,890円の高値をつけてからは1,800円程度で推移し、日銀の利上げが発表された後の後場に入ってからは一気に上昇していたこともあってか、まさに「噂で買って事実で売る」のごとく売りに押される展開に。
その後は一時的に1,800円に戻しましたが、大引けにかけて節目となる1,750円を割り込んだため、リスク低減のためもう500株を引成(1,731円)で利益確定しました。
以上の1,000株で合計219,393円の利益確定となりました。
今後に向けて
12/19 終値での他社のPERは
みずほFG(東P・8411): 13.8
三菱UFJFG(東P・8306): 14.07※
りそなHD(東P・8308): 14.8
三井住友FG(東P・8316): 14.85
ゆうちょ銀行(東P・7182): 15.57
楽天銀行(東P・5838): 19.11
※三菱UFJFGは26/3期末業績予想未開示のため、親会社株主に帰属する当期純利益の目標値である2兆円を26/03期 1Q の期中平均株式数11,484,298,385株で除した値である174.15を今期予想EPSとして計算しています。
となっており、SBI新生銀行のPERと株価を表に表すとこのようになります。

26/03予想EPSは121.38ですので、12/19終値1,731円のPERは14.26となり、三菱とりそなの間に位置しています。
まだ過熱感を感じる水準ではなく、長期の方向性としては利上げの流れにあると考えており、本銘柄のみならず、銀行株にとっては追い風になりそうですが、明日以降に崩れるようであれば、セカンダリーの残り1,000株は早期に撤退して、後は当選した600株に託す可能性があります。
12/19 夜間の日経平均先物は50,330円(+770円)の大幅高で取引を終えていますが、楽観視せずに緊張感を持って臨みたいと思います。
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