昨年10/23に上場した東京メトロ(9023)ですが、12/2にIPOで当選していた分の売却が完了しました。
合計で約40万円の利益となりましたが、JX金属やキオクシアと同様に反省すべき点がありました。
当初のスタンス
お祭りIPOということで難しく考えずに全力参加し、合計で800株の当選となりました。
初値は公開価格を36%上回る1,630円となり、その後の値動きはこの通りです。
(日足チャート)

当初の売却戦略
初値売りではなく、1,700円をターゲットプライスにしていました。
実際の売却結果
以下の通り4回に分けて売却しています。
| 約定日 | 平均単価 | 株数 | 実現損益 |
|---|---|---|---|
| 2025/1/21 | 1,707.3円 | 300株 | +152,200円 |
| 2025/4/10 | 1,788.5円 | 100株 | +58,850円 |
| 2025/4/11 | 1,900.4円 | 100株 | +70,040円 |
| 2025/12/2 | 1,606.7円 | 300株 | +122,000円 |
| 合計 | 1,703.9円 | 800株 | +403,090円 |
・1回目:2025/1/21(利益:152,200円)
上場して間もなく1,700円を突破しましたが、まだまだ上がるだろうと根拠もなく考えて売却を渋り、タイミングを逃してしまいました。2ヶ月ほど経過して1,700円に戻って来たところで300株を売却しました。
ここで、残りについては100円上がるごとに段階的に売却することとしました。
・2回目、3回目:2025/4/10(利益:58,850円)、2025/4/11(利益:70,040円)
1,800円、1,900円に達したため、それぞれ100株ずつ売却しています。
その後、2,000円の大台を超え、2,100円も突破しましたが売却せず、再び根拠もなく更なる上昇を盲信し、チャートの通り株価は低迷していくことになります。
・4回目:2025/12/2(利益:122,000円)
完全に売却タイミングを逃しており、配当をもらいながら継続保有を考えていましたが、IPOに申し込むための余力を確保する目的で残りの200株を売却しました。
結果的に800株の平均売却単価は1,703.9円になりましたが、最初にターゲットプライスの1,700円に達してから1年以上も資金を拘束させる結果になってしまいました。
なお、キオクシアと同じく、メトロにおいてもセカンダリーについては何も考えておらず、参戦しませんでした。
今後に向けて
キオクシアとまったく同じですが、実際の動きを見て戦略を変えにしても、撤退するラインを引いておくべきでした。
間もなくSBI新生銀行の上場が控えています。初値次第ではありますがセカンダリーへの参戦を考えています。
今度こそは同じ失敗を繰り返さないようにしたいですね。
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