【新規上場承認】株式会社オーバーラップホールディングス(414A)(東証グロース 10/3上場予定)

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銘柄概要

事業内容:ライトノベル・コミック・アニメにおける作品の企画・編集・プロデュース

銘柄名株式会社オーバーラップホールディングス
証券コード414A
市場東証グロース
業種情報・通信業
公募0株
売出8,000,000株
O.A.1,200,000株
公募・売出(O.A.含む)合計9,200,000株
オファリングレシオ46.00%
想定価格1,600円
上場規模147.2億円
ロックアップ180日
解除条件
親引け有(18.4億円相当≒1,150,000株)
海外売り有(簡易、株数未定)

スケジュール

  • 仮条件決定日:2025/9/16
  • BB開始:2025/9/17
  • BB終了:2025/9/24
  • 公開価格決定:2025/9/25
  • 上場日:2025/10/3

幹事証券会社

  • みずほ証券(主幹事)
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事)
  • モルガン・スタンレーMUFG証券(主幹事(※))
  • SMBC日興証券
  • SBI証券
  • 大和証券
  • 野村證券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • 三菱UFJ eスマート証券?(未確定)
  • 大和コネクト証券?(未確定)

※モルガン・スタンレーMUFG証券は大企業や機関投資家、公共機関等を対象に業務を行うホールセール専業証券会社です。

経営成績及び財政状態、1株あたり情報(PER、PBR)

業績等の推移・業績予想

1株あたり情報(PER、PBR)

決算期(連結)PERPBREPSBPS
2025/8(予想)15.53103.00
2024/827.884.7357.38338.30
2023/539.674.6940.33340.85

配当政策

決算期1株当たり配当金利回り(想定価格比)
2025/8(予想)未定
2024/896.596.04%
2023/800.000.00%

スタンス

現時点では未定です。
追って加筆・修正します。

(2025/8/31更新)
公募なし、すべてファンドによる売り出しのイグジット案件で、上場規模も147.2億円とグロース市場には重いサイズのため、ついアレルギー反応が出てしまいそうになりましたが、これだけでスルーと切り捨てるにはもったいないとの考えに至りました。

イグジット案件は確かにネガティブ要素ですが、ロックアップは期間で掛かっており最低限の誠意を見せています。

上場規模に関しては、18.4億円の親引けと海外売り出しがあり、ある程度は圧縮されますが、それでも株価の上昇には大口(機関投資家)の参戦が欠かせません。アニメ・マンガ・ノベル等といったコンテンツを扱う企業のため、海外に旺盛な需要があるでしょうか?

ビジネスモデルは「ゼロから作品を生み出し、最適な作品展開(マンガ・ノベル・アニメ・ゲーム・WEBなど)を組み合わせてヒット作に結びつける」としており、知名度の高い自社IPを生み出しています。

肝心の業績ですが、業績等の推移・業績予想にある通り、今期予想は売上収益が対前期比+2.4%であるのに対して、営業利益は+46.2%もの高伸長となっています。更に、営業利益率は前期の25.6%から今期予想は+20.6ポイントの46.2%と大幅に上昇しており、高い収益性はプラス評価に値するのではないでしょうか

想定価格でのPERは15.53で、今後の高成長を織り込んでいない価格設定も評価できるポイントです。

PER比較ですが、グローバルX ゲーム&アニメ-日本株式 ETF(2640)構成銘柄及びアニメ・マンガ・ノベル関連企業のPERは以下の通りとなっており、これらとの比較では割安な水準です。

※PERの計算にあたって、予想EPSがレンジ開示の場合は下限を採用しています。
 予想EPSが開示されていない場合、「-」を表示しています。

以上のポイントを踏まえた結果、現時点では利益が期待できると判断し、評価(参加スタンス)はB(主幹事+主幹事の委託幹事を優先して申し込み)といたします。

仮条件が弱気の設定となった場合は、機関投資家からの評価が芳しくなかったということで保守的参加あるいはスルーに格下げする可能性があります。

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