【速報】SBI新生銀行が12月中旬にも上場か?主幹事はみずほ・野村・SBI・SMBC日興ほか

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昨日夕方、ブルームバーグはSBI新生銀行が早ければ来月にも新規株式公開(IPO)の詳細について発表すると報じました。

目次

概要

報道によれば、現時点で12月中旬の上場を目指しており、主幹事はみずほフィナンシャルグループ(みずほ証券)、野村ホールディングス(野村證券)、SBIホールディングス(SBI証券)、SMBC日興証券、バンク・オブ・アメリカ(BofA)、ゴールドマン・サックス・グループが担当します。

また、少なくとも1兆円を超える時価総額を目指しているものの協議は続いており、評価額といったIPOの詳細は変更される可能性があるとし、今年最大規模のIPOとなる可能性があります。

現時点で12月中旬の上場を目指しているとしていますので、私の予想ですが、他の銘柄のスケジュールから11月上旬~中旬にも東証から上場が承認されるのではないでしょうか。

経営成績及び財政状態

主要な経営指標等の推移

有価証券報告書より抜粋

1株あたり情報(EPS,BPS)

決算期(連結)PERPBREPSBPS
2025/3422.504,796.25
2024/3289.624,833.62

※下記の通り株式併合・株式分割が行われていますので、併合・分割前の株式数に換算(200,000,000株)して計算しています

有価証券報告書-第4 提出会社の状況-1 株式等の状況-(4)【発行済株式総数、新本金等の推移】より

独自予想・スタンスなど

想定価格について(予想)

昨日の報道によれば、少なくとも1兆円を超える時価総額を目指しているとあり、6/13のロイター通信の報道では「時価総額は1.5億円を目指したい考え」とありました。

前項の通り、2025/3期の発行済株式総数を200,000,000株として時価総額ごとの株価を計算すると下表の通りになります。

時価総額株価
0.9兆円4,500円
1.0兆円5,000円
1.1兆円5,500円
1.2兆円6,000円
1.3兆円6,500円
1.4兆円7,000円
1.5兆円7,500円

1兆円では5,000円、1.5兆円では7,500円になります。
9月末時点でのプライム市場の銀行業加重PBRが1.0であることを考えると、時価総額1.0兆円となる5,000円が適当ではないでしょうか

1株あたり情報について(予想)

想定価格を5,000円、上場時発行済株式数及び期中平均株式数を200,000,000株と仮定します。

決算期(連結)PERPBREPSBPS
2025/311.831.04422.504,796.25
2024/317.261.03289.624,833.62

プライム市場の銀行業加重PERは14.7ですので、想定価格が5,000円であれば割安な水準と言えそうです。
一方で7,500円では2025/3期のPERは17.75になり、割安どころか割高感が出てきてしまいます

評価・スタンス(仮)

勝手に予想した数値ですが、5,000円であればPERでの割安な水準から積極的な参加へ気持ちが傾いています
割安とはいえ、5,000円は値がさ株で、東証は望ましい投資単位として50万円未満(=5,000円未満)という水準を明示しています。また、超大型になりますので、もう少々のディスカウントがあるとより参加しやすくなります

もちろん、この規模では機関投資家の参戦が欠かせませんから、想定価格や仮条件次第では保守的参加となる可能性もあります

このほか、日銀による利上げ観測やBB時点での市況にも注意したいですね。

なお、SBIが共同主幹事になると考えられますので、SBI主幹事で枚数の多い銘柄でみられるIPOチャレンジポイントによる複数配分にも期待がかかります

東証から承認されましたら答え合わせをしようと思います。

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