間もなく年末年始の休場が明ける日本市場ですが、昨年に上場した銘柄の値動きについてまとめました。(東証のみ、REITを除く)
全銘柄
表左より
・コード、銘柄名、市場
・最終評価:当ブログを開設した「みのや」以降の銘柄について最終評価(スタンス)を表示
・公開価格、初値、初値-公開価格、初値騰落率
・初日終値:上場初日の終値
・初日終値-初値
・同上の初値からの騰落率
・(以降は1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後の情報を表示)
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※1 株式分割は考慮して表示しています
※2 初値が上場2日目に持ち越しとなった場合、初値がついた日を上場初日とみなしています
※3 1週間後等の日が休場の場合、翌営業日の情報を表示しています
※4 各銘柄の時系列データから手入力しているため、入力間違い等があるかもしれません、予めご了承ください
※5 過去の結果であり、将来について予測または示唆するものではありません
・上記59銘柄のうち、公開価格を上回った銘柄は48銘柄、公開価格と同値は1銘柄、公募割れは10銘柄でした
上場初日の終値
・59銘柄中、上場初日の終値が初値を上回った銘柄は25銘柄で、初値からの上昇率は平均が11.13%、最大が26.55%、最小が0.72%でした
・一方で、上場初日の終値が初値を下回った銘柄は34銘柄で、初値からの下落率は平均が-9.47%、最大が-22.86%、最小が-0.32%でした
59銘柄を公開価格で取得しており、1単元(100株)ずつ初日の大引けで売却した場合、初値売りと比較して197,700円不利でした。
上場から1週間後の終値
・上場から1週間経過した56銘柄中、初値を上回った銘柄は21銘柄で、初値からの上昇率は平均が14.83%、最大が110.88%、最小が0.12%でした
・一方で、初値を下回った銘柄は35銘柄で、初値からの下落率は平均が-16.15%、最大が-47.01%、最小が-0.37%でした
59銘柄を公開価格で取得しており、1単元(100株)ずつ上場から1週間後の大引けで売却した場合、初値売りと比較して642,900円不利でした。
上場から1ヶ月後の終値
・上場から1ヶ月経過した44銘柄中、初値を上回った銘柄は19銘柄で、初値からの上昇率は平均が26.38%、最大が111.11%、最小が1.05%でした
・一方で、初値を下回った銘柄は25銘柄で、初値からの下落率は平均が-19.45%、最大が-50.88%、最小が-1.62%でした
44銘柄を公開価格で取得しており、1単元(100株)ずつ上場から1ヶ月後の大引けで売却した場合、初値売りと比較して208,500円有利でした。
上場から3ヶ月後の終値
・上場から3ヶ月経過した32銘柄中、初値を上回った銘柄は13銘柄で、初値からの上昇率は平均が46.80%、最大が149.14%、最小が3.23%でした
・一方で、初値を下回った銘柄は19銘柄で、初値からの下落率は平均が-20.32%、最大が-61.38%、最小が-0.61%でした
32銘柄を公開価格で取得しており、1単元(100株)ずつ上場から3ヶ月後の大引けで売却した場合、初値売りと比較して502,700円有利でした。
上場から6ヶ月後の終値
・上場から6ヶ月経過した25銘柄中、初値を上回った銘柄は10銘柄で、初値からの上昇率は平均が59.39%、最大が172.68%、最小が0.97%でした
・一方で、初値を下回った銘柄は15銘柄で、初値からの下落率は平均が-25.02%、最大が-44.22%、最小が-4.89%でした
25銘柄を公開価格で取得しており、1単元(100株)ずつ上場から6ヶ月後の大引けで売却した場合、初値売りと比較して238,500円有利でした。
公募割れ銘柄

詳細については割愛しますが、公募割れの銘柄はその後のパフォーマンスも芳しくないように見受けられます。
評価別
IPO評価とスタンスについての記事で解説していますが(時間が経っているためアップデートする必要があると考えています)、当ブログでの評価は「初値の上昇率」を表すものではなく、「どの程度本気で参加するべきか」を表しており、評価と初値のパフォーマンスは、必ずしも一致しません。
感覚的には
Aは十分利益が見込める上に配分株数が少ない平幹事・委託幹事も含めて全て参加する価値のある銘柄
Bは十分利益が見込める銘柄(余力や割当数次第では見送る幹事あり)
Cはやや公募割れのリスクがあるが全スルーするほどではない銘柄(SBI+辞退可能かつ余力不要のみ参加)
Dは公募割れのリスクがあり、SBIのポイント目当ての参加とするスルー銘柄
と私が考えていると捉えていただいて良いと思います。
その上で、みのや以降ではありますが、ご参考までに評価別の結果をご紹介致します。
・A(全力参加)

・B(やや積極的)

・C(保守的)

・D(スルー)

A・B評価では1銘柄公開価格と同値がありましたが、ブログを運営している身としては公募割れが出ず一安心です。
反対に、Cでは7銘柄中4銘柄が公募割れ、Dに至っては3銘柄すべて公募割れです。
自画自賛になってしまいますが、ある程度良い方向性を示せたのではないかと考えています。
まとめ
私は初値売りだけが正解ではないと考えていますが、上場初日において終値が初値を下回った銘柄の方が多く、初日に市場に張り付けなかったり、売却タイミングを計るのが負担になったりするようであれば、初値売りをした方が気疲れした上に利益も減らす(損失を増やす)という事態は避けられるのではないでしょうか。
各期間経過時点の市況、決算や材料など銘柄別の事象が影響するため一律に論じることはできませんが、いずれの期間においても、初値を上回っている銘柄の方が少なく、IPO銘柄に限った話ではないですが、継続保有する場合はしっかりと吟味した上で出口戦略まで考える必要がありそうです。
上場後の値動きについては個人的に気になっていましたので、更新頻度は低くなってしまうと思いますが、期間が到来していない銘柄はデータを取得して更新したいと考えています。
なお、2026年分について同様の集計を行うかは現時点では未定です。予めご了承ください。