【新規上場承認(IPO)】株式会社フツパー(478A)(東証グロース 12/24上場予定)

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銘柄概要

事業内容:製造業向けAIサービスの提供(①外観検査自動化AI「メキキバイト」②AI受託開発サービス「カスタムHutzperAI」③人材配置最適化システム「スキルパズル」等)

銘柄名株式会社フツパー
証券コード478A
市場東証グロース
業種情報・通信業
公募1,250,000株
売出2,137,000株
O.A.508,000株
公募・売出(O.A.含む)合計3,895,000株
オファリングレシオ38.79%
想定価格960円
吸収金額37.39億円
ロックアップ90日/180日
(2026/3/23・2026/6/21まで)
解除条件1.5倍
親引け
海外売り

スケジュール

  • 仮条件決定: 2025/12/8
  • BB開始: 2025/12/9
  • BB終了: 2025/12/15
  • 公開価格決定: 2025/12/16
  • 購入開始: 2025/12/17
  • 購入終了: 2025/12/22
  • 上場日: 2025/12/24

幹事証券会社

証券会社備考
SMBC日興証券(主幹事)
SBI証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
楽天証券
松井証券
ひろぎん証券
東海東京証券
中銀証券
三菱UFJ eスマート証券(委託幹事)(未確定)

経営成績及び財政状態、1株あたり情報(PER、PBR)

業績等の推移・業績予想

1株あたり情報(PER、PBR)

決算期(個別)PERPBREPSBPS
2025/12(予想)未確認未確認
2024/12-(マイナス)-(マイナス)-2.77-31.32
2023/12-(マイナス)-(マイナス)-16.17-28.55

配当金・配当政策・株主優待

決算期1株当たり配当金(円)利回り(想定価格比)
2025/12(予想)未確認未確認
2024/12
2023/12

評価・スタンス

本日は2社の新規上場承認がありましたがその2社目です。
こちらは代表取締役社長とファンドによる換金(イグジット)案件です。

目論見書について

・事業の概要等

業績について

今期及び過去2期の売上高・経常利益・当期純利益(以下「最終利益」)の対前期増減率を示すと以下の通りとなります。

なお、執筆時点で今期予想が開示されておりませんので、今期予想は3Q累計を単純に3で割って4を乗じた、売上高 1,000百万円、経常利益 283百万円、最終利益 227と仮定して計算しています。

項目/決算期2026/03(予想)2025/032024/03
売上高+66.11%+94.82%+175.89%
経常利益黒字転換+41.44%(赤字縮小)-122.00%(赤字拡大)
最終利益黒字転換+82.84%(赤字縮小)-168.00%(赤字拡大)

売上高は右肩上がりが続いてきており、今期はいよいよ損益分岐点を超えるというタイミングです。

PER比較

前述の通り、執筆時点で今期予想が開示されておりませんので、3Q累計EPS 19.63を単純に3で割って4を乗じた26.17で25/12期予想PERを計算すると36.68になります。

今期はようやく黒字転換というタイミングで今後の成長が織り込まれているため、比較することはできませんが、ご参考までに、情報・通信業の市場別加重PERを示すと以下のとおりとなっています。

評価(スタンス)

第一印象はファンドの換金色を強く感じました

AIサービスを掲げていますが、今はAI関連IPOならなんでも高騰するという状況ではありません
また、今の市況はAIバブルが警戒されている中で、日本時間明日早朝に発表されるNVIDIAの決算内容によってはバブルが終焉を迎える可能性すらあります。

そのような状況下で、黒字化(すると見込まれる)タイミングでの上場となるわけですが、将来の高成長を織り込んだ価格設定となっており、吸収金額は決して小さくないサイズで、更にはロックアップに公開価格の1.5倍で解除される条件があり、伸長にならざるを得ません

このようなことから、現時点での評価(参加スタンス)は保守的参加のC(SBI+余力不要かつ辞退ペナルティのない証券会社のみ申し込み)といたします

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