【新規上場承認(IPO)】株式会社SBI新生銀行(8303)(東証プライム 12/17上場予定)

当サイトには広告(PR)が含まれています
目次

銘柄概要

事業内容:銀行とノンバンクの機能を併せ持つ総合金融サービス

銘柄名株式会社SBI新生銀行
証券コード8303
市場東証プライム
業種銀行業
公募89,000,000株
(新株式発行:55,500,000株、
 自己株式の処分:33,500,000株)
売出133,000,000株
O.A.33,300,000株
公募・売出(O.A.含む)合計255,300,000株
オファリングレシオ28.51%
想定価格1,440円
吸収金額3,676.32億円
ロックアップ180日(2026/6/14まで)
解除条件
親引け有(50億円相当≒3,472,222株)
海外売り有(正式なグローバルオファリング、
89,355,000株予定

スケジュール

  • 仮条件決定: 2025/12/1
  • BB開始: 2025/12/2
  • BB終了: 2025/12/5
  • 公開価格決定: 2025/12/8
  • 購入開始: 2025/12/9
  • 購入終了: 2025/12/12
  • 上場日: 2025/12/17

幹事証券会社

証券会社備考
野村證券(主幹事)
SBI証券(主幹事)
みずほ証券(主幹事)
ゴールドマン・サックス証券(主幹事)
SMBC日興証券(主幹事)
BofA 証券(主幹事)
大和証券(主幹事)
岡三証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
松井証券
岩井コスモ証券
極東証券
Jトラストグローバル証券
東洋証券
水戸証券
むさし証券
大和コネクト証券(委託幹事)(未確定)
岡三オンライン(委託幹事)(未確定)
三菱UFJ eスマート証券(委託幹事)(未確定)

経営成績及び財政状態、1株あたり情報(PER、PBR)

業績等の推移・業績予想

1株あたり情報(PER、PBR)

決算期(連結)PERPBREPSBPS
2026/3(予想)11.86121.38
2025/312.781.25112.701,151.40
2024/320.351.1370.771,273.48

配当金・配当政策

決算期1株当たり配当金(円)利回り(想定価格比)
2026/3(予想)34.002.36%
2025/32.850.20%
2024/32.850.20%

評価・スタンス

今年最後にして最大の祭りがやってきました。

10/28にブルームバーグが12月中旬の上場を目指している等と報じた件についての記事を公開いたしましたが、報道通り12/17上場予定となりました。

目論見書について

(後ほど更新いたします)

業績について

今期及び過去2期の経常収益・経常利益・親会社株主に帰属する当期純利益(以下「最終利益」)の対前期増減率を示すと以下の通りとなります。

項目/決算期2026/03(予想)2025/032024/03
経常収益+15.68%+25.82%
経常利益+27.39%+17.14%
最終利益+18.34%+45.88%+35.43%

※今期予想は親会社株主に帰属する当期純利益のみの開示のため、2026/03(予想)期の経常収益・経常利益の対前期増減率は表示しておりません。

業績は非常に好調です。日銀の早期利上げ観測が後退しているという報道が見られますが、長期の方向性としては利上げの流れにあると考えており、業績の追い風になりそうです。

PER比較

11/13終値での他社のPERは

りそなHD(東P・8308): 14.97
三菱UFJFG(東P・8306): 14.07 ※
ゆうちょ銀行(東P・7182): 13.49
みずほFG(東P・8411): 13.03
三井住友FG(東P・8316): 12.81
※三菱UFJFGは26/3期末業績予想未開示のため、親会社株主に帰属する当期純利益の目標値である2兆円を26/03期 1Q の期中平均株式数11,484,298,385株で除した値である174.15を今期予想EPSとして計算しています。

となっており、26/3期予想PER11.86は最も低い値で割安感があります

市場業種別加重PERは以下のとおりです。

プライム市場の銀行業加重PERは14.5であり、こちらの比較でも割安な水準です。

評価(スタンス)

直近の市況は半導体関連銘柄からの資金シフトが行われていますが、本日は三菱UFJFG・みずほFG・三井住友FGの3社が10年来高値を更新するなど銀行株に流れがきている中でタイミングが非常に良いです。

また、超大型IPOだけにしっかりとディスカウントされており、第一印象は割安という印象です。

配当金は利回りに物足りなさを感じますが業績は好調で、割安な水準利上げの追い風もありプラス評価が上回っていると判断し、現時点では全力参加のA(参加可能な全証券会社で申し込み)といたします。

仮条件は上振れると思っていますが、割安感が損なわれない範囲であれば全力参加に変わりはないでしょう。

なお、SBIが共同主幹事ですので、SBI主幹事で枚数の多い銘柄でみられるIPOチャレンジポイントによる複数配分にも期待がかかります

個人的には、昨今のIPO事情を踏まえると、何年もかけてポイントを貯め、何百ポイントも必要になる初値高騰が見込める銘柄で使用するよりも、より少ないポイント数での当選が狙える名柄で使用して現金化する方が良いと考えています。

私は東京メトロで使用してしまったためにポイントが少なく、ポイントでの当選は厳しいと予想されますが、ポイント投入を検討しています。

最後に1点申し上げると、海外向けの割合が35%でやや控えめになっているのは少し気になります。
ひとまずは仮条件が出ましたら、改めて検討したいと思います。

▼関連記事はこちら

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次