仮条件の概要
・公募株数の変更:変更なし(1,176,400株)
・売出株数の変更:変更前 5,643,600株 → 変更後 6,149,100株(+505,500株)
・O.A.の変更:変更前 1,023,000株 → 変更後 1,098,800株(+75,800株)
・公募・売出・O.A.合計:変更前 7,843,000株 → 変更後 8,424,300株(+581,300株)

・仮条件:850円~860円(想定価格比 ±0.00%~+1.18%、中立的)
・上限突破:無
・親引け:無
・海外売り:有(簡易、株数未定)
・関心の表明:有(15.80億円相当≒1,837,200株(@860円))

仮条件の下限が想定価格(850円)となる中立的な仮条件です。
これにより、仮条件上限での市場からの吸収金額は変更前(想定価格)での66.67億円から72.45億円と1.09倍になりました。
なお、株数は未定ながら海外売りがありますので吸収金額はこれよりも圧縮されます。
売出・O.A.ともに増加し、合計で581,300株増加していますが、新たに関心の表明がありました。
関心の表明は合わせて1,837,200株となり、増加株数の3.16倍に相当します。
ただし、関心の表明に拘束力はなく、継続保有の確約もありません。
更に、売出株式数は80%(4,919,300株)~120%(7,378,900株)の範囲で変更される可能性があります。

参加スタンス
株数の増加と関心の表明は、機関投資家からの旺盛な需要があったものとポジティブに受け止めたいところではありますが、860円という仮条件は将来の高成長(が続くものとして)を織り込んでおり、売出・O.A.増加も相まって換金色を強く感じます。
また、新規承認時の他社の初値予想は800円~850円で良くても公開価格(想定価格)と同値という予想になっており、評価は芳しくないようです。
評価を1段階引き下げてスルー銘柄扱いのD(SBI証券のみチャレンジポイント目的で申し込み)と致します。
| 証券会社 | 参加/不参加 |
|---|---|
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事) | 不参加 |
| モルガン・スタンレーMUFG証券(主幹事) | 口座なし |
| 大和証券(主幹事) | 不参加 |
| みずほ証券 | 不参加 |
| SBI証券 | 参加(ポイント目的、当選・補欠は辞退予定) |
| 楽天証券 | 不参加 |
| 東海東京証券 | 不参加 |
| 岡三証券 | 不参加 |
| マネックス証券 | 不参加 |
| 松井証券 | 不参加 |
| 岩井コスモ証券 | 不参加 |
| 丸三証券 | 不参加 |
| 極東証券 | 口座なし |
| 三菱UFJ eスマート証券(委託幹事) | 不参加 |
| 大和コネクト証券(委託幹事) | 不参加 |
| 岡三オンライン(委託幹事) | 不参加 |
やはり、この手の銘柄にはつい慎重になってしまいます。
まずは、公開価格が上限で決まるかに注目したいと思います。
新規承認時の記事はこちら👇
